YDS2である

オリジナルは一文字ハンドルである。
ボルトオンステー付のスクランブルハンドルを付けている。

ツーリング用にタンクバッグとリアキャリアに合羽をくくりつけている。

気持ちとしては、バックミラーは付けたくないが、
道路運送車両法とやらで義務付けられている最小限を付けていた。

YGS1 75CC

YDS2のフロントブレーキ
ダブルカムになっている。

ロット式のブレーキが当たり前だったが、スポーツ車はワイヤー式で、レーサー仕様に改造した時も支障が無いように対策されていた。
タンデム用のステップの前にある穴は、ロードレーサー改造時のステップ取り付け用の穴である。

キャブの後ろはエアクリーナで、1気筒毎に付いている。
その上の箱は工具箱である。

左側に後ろ踏み込みキックスタータが付いている。
キックしてエンジンをかけてローギアに入れて発進する、という一連の動きにタイムロスが無いレイアウトである。

バズバズバズ という豆がはじけるような音がS2独特の音で、CBが9500rpmまで回るところS2は7500rpmでそれを上回る加速を持っていた。

上がスピードメーター、下が回転計
7200rpmで最大トルクが出る。
最高速は125km/h

スピードメーターは左から右へ
回転計は右から左へ
針が動く

スピ−ドメーターと回転計が縦に直線になった時が気持ちの良い時である。

ミッションは6速であったが5速と6速が離れていて、6速は高速巡航用であった。


この角度からのS2は美しい

前後のフェンダーがめっき処理されていて軽やかであった。

タンクの形状が独特で、その塗装の色も品があり上質な存在感があった。

アクセルグリップ、レバー、バックミラーホールドもそれぞれ単体で組み付けられており、自分の最適なポジションに調節できるものであった。
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